三峡老街。
台北火車駅から列車で40分。鶯歌駅からバスで10分ほどのところにあります。道の両側に並ぶ赤レンガの建物はレンガも日本から運ばれ、日本統治時代に作られたと言われています。建物の建築様式はバロック式。台北の迪花街と同じ様な、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。
台湾全国にある172の老街(旧市街)で一番保存状態が良いのも特徴。また、日本統治時代の明治、大正時代では藍染産業が盛んで、多くの賑わいを見せていました。建物の上に彫られている文字は、姓名だったり屋号だったり、様々なスタイルで表現され、建物の屋根の真ん中がとがっているのは「平安」(悪いことが起きない様に祈る言葉)という意味があり、さらには邪気を避ける意味合いもある様です。
では、下の写真ですが、色々見ていきましょう!
今はこんなにも美しい状態にリノベーションされましたが、大改修が行われる前までは非常に廃れていました。老朽化が進むにつれ、建物も雨風で損傷が激しく、住民もこのエリアから離れる様に。そこで、政府は、2004年に3億元(約¥10億)を投じ、明治時代の建築方式でリノベーションを開始します。そして2007年の全面開放へ。
今では約100以上のお店が軒を連ね、賑わいを取り戻しています。まだまだ日本人観光客も少なく、まさに異国情緒を放っている美しいスポットです。九份はいつも人でごった返しているので、人混みが苦手な方にはオススメかもしれませんね。
営業時間:毎日10時~18時半
公式サイトはこちら→三峡老街
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