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台湾人男性が日本人女性と付き合いたい理由

 大家好!

 

 台湾でも5月からコロナ感染者が増加、拡大、現在は少しずつ減少傾向に向かっていますが、多くの人が感染を恐れたり、大切な人を守るためにも外出を控えています。そんな中、恋愛関係にある人々は会えずに寂しい想いをしている人も多そうです。

 

 台湾では地域によって不動産の物件価格が東京より高かったり、家族をとても大切、優先する文化が根付いていて、一人暮らしよりも家族と一緒にいられる実家暮らしを選択する人が多かったりもします。

 

 となると、現状では家庭内感染や家族を守るためにも恋人と簡単には会えない状況になってたりします。

 

 台湾の恋愛事情と言えば、一般的に言う部分で日本と違うところが多くあります。

 (↑経験談?!www)

原付バイクで2ケツでかっとばしてお出かけ、結構交際初期にお互いの家族の家で食事したり、麻雀したり、人目をはばからずイチャイチャしがち、などなど、とっても台湾らしくありつつも"台湾式恋愛"を経験した人なら日本との違いに戸惑いを覚える人も少なくないはず。

 

 台湾と日本の恋愛テーマを台湾の友人としていると、よく聞くことがあります。

 

 それは、、、

 

 ①台湾人男性が言う、「日本人女性の方が台湾人女性よりタイプ。」

 ②台湾人女性が言う、「日本人男性って"大男人"(亭主関白)でしょ?」

 ③台湾人女性が言う、「日本人男性って"很色"(スケベ)」

  (↑ちょっとテーマ的には戸惑いを感じる内容💦w)

 ④「"不同文化"(文化の違い)」

 

 なぜそうなってるの?

 

 では、触れて行きましょう!

 

①台湾人男性が言う、「日本人女性の方が台湾人女性がタイプ。」

 

 全ての台湾人男性、というわけではないので、そこを間違えてはいけないのですが、理由を聞いてみると、

 

 ・「台湾女生比較凶!」(台湾人女性は性格がキツめ)

 ・「日本女性比較可愛」(日本人女性はカワイイ)

 ・「看日本A片覺得」(日本のアダルト映像作品の影響)

  (↑これもちょっとwww💦💦)

 など、ちらほらこんな意見を聞きます。

 

 まず、「台湾女生比較凶!」(台湾人女性は性格がキツめ)ですが、台湾人女性と台湾人男性の関係性で言うと台湾人男性が台湾人女性に尽くす、台湾人女性の方が台湾人男性よりも立ち位置が上と言うか、強い場合が多い(わかりやすく言うとレディーファーストと言うか、、、いや表現が難しいw)です。

 

 台湾人女性にとても尽くす男性は本当によく見かけます。例えば、、、

 

 ・彼女が仕事を終えたら彼氏は仕事場の近くや前まで迎えに行く。

 ・ドアは先に開けてくれる。

 ・スーパーやコンビニなどのお遣いに行ってくれる。

 ・買い物袋や荷物を持ってあげる。

 ・彼女のバッグを持ってあげる。

 ・友達と遊ぶ約束に彼女を心配させないのも兼ねて連れてくる。

 

 など良く言えば紳士な感じ。悪くは、、、💦(笑)

 

 立ち位置が上と言う部分では、例えば、、、

 

 ・会社の幹部に女性がめちゃくちゃ多い。

 ・女性の社会進出が日本以上に進んでいる。総統も女性(たまたまですがw)。

 

 なので、台湾では女性もストレートに言いたいことを伝える人が多く、時にはボディーランゲージ含め、キツく(愛情表現の一環?!)男性に意思表示をするので、台湾人男性からすると日本人女性はとても優しく、穏やかに感じるみたいです。もちろん全ての台湾人男性ではないですが。

 

 次に「日本女性比較可愛」(日本人女性はカワイイ)は、恐らく上の「台湾女性比較凶!」(台湾人女性は性格がキツめ)と比較してという意味から来るものが多いと思いますが、容姿についても当てはまる部分も。肌の色が台湾人女性よりも白いと感じるところに憧れを抱いていたり、(日本の美白系化粧品のバカ売れなど台湾では今も"美白"というワードは人気が高い)家庭的な部分がとても可愛く感じることや台湾でも普通に見られる日本テレビドラマやアニメの影響も大きいと思います。先日の俳優の新垣結衣さんの結婚報道は台湾でも大きく報じられ、反応した台湾男性も多かったのが印象的です。(←というかほぼ逃げ恥の影響?!www)

 

 そして、、、「看日本A片覺得」(日本のアダルト映像作品の影響)。これは語るのに結構悩ましいテーマではありますが、逃げません(笑)。台湾では日本のセクシー女優が来台し、テレビ局でのメディア出演、イベント、映画、CMの出演など結構広範囲に活動してたりします。少し前ですが、日本で言う電子決済カードのSuicaやPASMOに当たる、悠遊卡に日本の某有名セクシー女優の写真が印刷されている限定バージョンが発売されるとプレミア価格がついて即完売だったとか。もちろん台湾でもアダルト映像作品での知名度があるからこそ、ということがきっかけになるケースがほとんどですが、これにはビックリしました。

 

 その元々のアダルト映像作品の影響で日本人女性に対するイメージと性的なイメージの部分が重なることもあるそう。ちなみに台湾では基本的に日本で言うセクシー女優が存在しないので台湾版のアダルト映像作品もほぼ存在しません。なので、性的な部分で考察すると、日本の方が台湾よりも性に対して開放的な印象を受けていて「看日本A片覺得」(日本のアダルト映像作品の影響)なので、日本人女性の方がタイプとなったりします。どちらかと言うと興味があるというイメージ。逆にテレビ局でのメディア出演、イベント、映画、CMの出演など日本のセクシー女優が普通に活動出来る場が提供される台湾の方がまた違った意味で性に開放的なな一面があるのかもしれません。

 

②台湾人女性が言う、「日本人男性って"大男人"(亭主関白)でしょ?」

 

 これを聞いた時の理由のほぼ100%がドラマの影響。先ほども出てきましたが、日本のテレビドラマは台湾でも普通に視聴できる環境が整っていて、日本でヒットするものは台湾でもヒットする傾向が強く、半沢直樹は台湾でも当時日本テレビドラマ台湾放送史上最高の視聴率をたたき出し、台湾の銀行のCMも半沢直樹を参考に企画が考えられたり、社会現象にもなりました。と、同時にドラマで描かれた内容を見てこれが日本の企業、サラリーマンの実態なのかとにわかに信じてしまっている人も多く感じました。なので、ほとんどのドラマがフィクションだと分かってはいても、「実際そうなのかも!だとしたら大変だ・・・」と感じることが多い様です。

 

 最近のドラマは男尊女卑やジェンダーレスなどの観点から何某かの差別が発生しない様に企画、制作されていることが一般的だと思いますが、台湾で20数年前に一大ブームとなった "哈日族"(←Wikipediaリンク)時代に放送された日本のテレビドラマでは男性役が亭主関白だったり男性が中心に描かれている作品が当たり前だったので、台湾人女性が言う、「日本人男性って"大男人"(亭主関白)でしょ?」はそこから引きずっている印象になっています。(もちろん年代別で捉え方は異なりますが。)なので主に今の30代から40代あたりの女性に多い印象かもしれません。

 

③台湾人女性が言う、「日本人男性って"很色"(スケベ)」

 

 この意見で一番多く聞いたのは、日本では痴漢が多いという印象。日本への旅行の際に電車に乗ると大体痴漢に注意、盗撮に気を付けて!などのポスターやアナウンスや注意喚起に触れる。言われると確かに、、、台湾の電車に乗っていてそんなアナウンスやポスターなんてほぼ皆無だし、存在しないかの様な状況ですもんね。また、やはりアダルト映像作品などから来る印象もあって、"スケベ"(あえてエロいよりも合う感じ)というイメージに繋がっていたりします。もちろんそれが好きか嫌いかは個人の好みなので肯定否定の様な意見はあまり聞かなかったです。ただそういう印象だ。と。

 

④「"不同文化"(文化の違い)」

 

 これは国際結婚や国際恋愛ならぶち当たる壁なのかもですが、例えば、彼の日本の実家にお邪魔した時に台湾人の彼女が感じた合わない部分がそのまま文化の違いとしてのイメージが膨らんで行って、将来を描けなくなる、といったことです。他に、日本人女性からしたら台湾人の彼氏がとてもマザコンで引いた、みたいなこともあったり。逆に台湾人の彼氏はマザコンの認識は特になく、「"家族は大切"だから母親を大切にすることは当然!」、とも言えます。それを楽しめる人であれば問題ないのでしょうけど、ストレスになり別れや離婚を選択するカップルも。

 

 実体験を元にした部分でつらつらと書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

全ての人がこの通りなワケではないですが、台湾人と日本人の恋愛に対する違いは意外な発見があると感じています😊

 

 コロナ禍の影響で台湾と日本の遠距離恋愛でなかなか会えないカップルもいらっしゃると思いますが、早く会えたらいいですね!

 

 というわけで、今回は文字にするのに少し躊躇する場面もありましたが、次回も台湾と日本の違いなど、興味深いテーマをシェア出来れば、と思っています!

 

 では、また!

 週末愉快~!良い週末を~!!